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矯正歯科の費用で損したくない人必見!料金体系と相場を徹底解説

2025年7月6日 (日)

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皆さん、こんにちは。鹿児島セントラル歯科です。

「矯正歯科って高そう…」「どの治療を選べばいいのかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?歯並びを整える矯正治療は、見た目の改善だけでなく、かみ合わせや発音、将来的な虫歯・歯周病リスクの軽減にもつながる重要な治療です。一方で、矯正の費用や料金体系は治療法によって大きく異なるため、正しい情報をもとに検討することが大切です。今回は、患者さまからのご相談が多い「矯正歯科の費用相場」について、わかりやすく解説いたします。

 

▼矯正歯科の料金体系と費用相場(インビザライン)

透明で目立ちにくく、取り外しができる「インビザライン」は、近年注目されているマウスピース型の矯正装置です。特に成人の患者さまを中心に人気が高まっており、日常生活に支障が出にくい点が大きな魅力です。

 

◎インビザラインの費用相場

インビザラインの費用は、全体矯正の場合で80万円〜100万円前後が一般的な相場です。ただし、症例の難易度や歯科医院の診療体制、使用するインビザラインの種類(例:インビザライン・フル、ライト、エクスプレスなど)によって費用は異なります。治療前に精密検査やシミュレーションを行い、治療の適応かどうかを慎重に判断します。

◎インビザラインの料金体系

インビザラインは多くの場合、「トータルフィー制度」と呼ばれる一括料金方式が採用されます。これは、装置代、調整料、保定装置(リテーナー)代などを含めた合計費用を、治療前に提示する方式です。途中で調整回数が増えても追加料金がかからないことが多いため、費用が明確で安心です。

◎注意点

マウスピースの装着時間を自己管理する必要があるため、装着時間が不足すると治療効果が得られにくくなります。また、適応できる症例には限りがあり、重度の不正咬合には不向きなこともあるため、事前の診断が非常に重要です。

 

▼矯正歯科の料金体系と費用相場(ワイヤー矯正)

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットを取り付け、ワイヤーの力で歯を移動させる従来の方法です。矯正力が高く、あらゆる不正咬合に対応できるため、小児から成人まで幅広い年齢層で用いられています。

 

◎ワイヤー矯正の費用相場

ワイヤー矯正の費用は、70万円〜90万円前後が一般的です。透明なセラミックブラケットや白いワイヤーなど、目立ちにくい素材を選ぶと、費用が10万円ほど高くなることもあります。一方で、一般的なメタルブラケットを使用する場合は比較的抑えた金額で提供されることもあります。

◎ワイヤー矯正の料金体系

多くの歯科医院では「基本治療費+月々の調整料」という形式をとっています。たとえば、基本治療費が70万円で、毎月の調整料が5,000円〜10,000円というケースが一般的です。通院回数が多いと、結果的にトータルの費用が高くなる可能性があります。

また、保定装置(リテーナー)の費用が別途かかる場合があるため、契約前に明細の内訳をしっかり確認しておくことが大切です。

◎医療費控除の対象になる場合も

矯正治療が「咬合の改善を目的とした医療行為」として行われる場合、確定申告において医療費控除の対象となることがあります。特にお子さまの成長発育に伴う矯正は適用されるケースが多いため、治療前に歯科医師に確認しておきましょう。

 

▼部分矯正と全体矯正で費用が違う?

矯正治療には、すべての歯を対象に行う「全体矯正」と、前歯など一部の歯だけを整える「部分矯正」があります。矯正歯科の費用を考える上で、この違いは非常に重要なポイントです。

 

◎部分矯正の費用相場

部分矯正は、15万円〜40万円程度が相場です。前歯の見た目を整えることを目的としたケースが多く、比較的短期間・低コストでの治療が可能です。インビザラインGoなど、部分矯正専用のマウスピース矯正システムも近年普及しています。

◎全体矯正の費用相場

一方、全体矯正は上下の歯列全体を動かすため、70万円〜100万円以上の費用がかかるのが一般的です。時間も2〜3年かかることが多く、治療計画の立案からアフターケアまで長期間のフォローが必要となります。

◎適応の違い

部分矯正は、軽度の歯列不正に対して適応される治療方法であり、特に前歯の整列や軽度の叢生(歯の重なり)など、限局的な問題に対して有効です。例えば、「前歯のすき間(空隙歯列)が気になる」「1本だけ歯が傾いている」といった審美的な悩みには、短期間かつ比較的低コストで対応できます。

一方で、奥歯を含む咬合全体にズレがある場合や、上顎と下顎の前後的・垂直的な不調和(例えば骨格性の出っ歯や受け口)を伴う場合には、部分矯正だけでは十分な治療効果を得られません。咬合の安定性や咀嚼機能の改善を図るには、全体矯正によって歯列全体のバランスを整える必要があります。

また、部分矯正は動かせる歯の範囲が限定されるため、動かしたい歯に対してアンカーとなる歯の位置や状態も重要な診断要素となります。歯周組織の健康状態や骨の厚み、歯根の方向なども考慮されるべきであり、単なる見た目の判断だけでは適応の可否は決められません。

したがって、費用や治療期間だけで治療法を選択するのではなく、治療後のかみ合わせの安定性や顎関節への影響も含めた総合的な診断が必要です。精密検査をもとにした歯科医師の説明をよく聞いたうえで、納得のいく治療法を選ぶことが、長期的な口腔健康の維持につながります。

 

▼まとめ

矯正歯科の費用は、治療法・装置の種類・症例の難易度によって大きく異なります。インビザラインのようなマウスピース矯正は費用が明確で見た目に配慮されている一方、ワイヤー矯正は幅広い症例に対応できる実績ある治療法です。また、部分矯正と全体矯正では金額にも大きな差が出るため、事前の精密検査と丁寧なカウンセリングが欠かせません。鹿児島セントラル歯科では、患者さまのご希望や口腔内の状況に応じて、最適な治療計画と明瞭な費用説明を行っております。ぜひお気軽にご相談ください。

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