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あなたの歯並び、本当に大丈夫?プロが教える矯正歯科医の見極め方
皆さん、こんにちは。鹿児島セントラル歯科です。
歯並びや噛み合わせに不安があっても、「どの矯正歯科医に相談すればいいのか分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。矯正治療は長期間にわたる大切な医療行為です。信頼できる矯正歯科医を選ばなければ、思い描いた結果が得られないばかりか、健康を損ねてしまうことも。そこで本コラムでは、矯正歯科医の正しい選び方をプロの視点で6つのポイントに分けて解説し、選び方を間違えた場合に起こり得るトラブルについてもご紹介します。矯正を検討している方は、ぜひご一読ください。
▼信頼できる矯正歯科医の選び方
信頼できる矯正歯科医は、以下の6つのポイントに着目することで選びやすくなります。
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矯正歯科を専門的に行っているかどうか
まず確認したいのは、その歯科医院が矯正治療を専門的に行っているかどうかです。矯正治療は高度な知識と技術を要する分野であり、一般的な歯科治療とは異なる専門性があります。矯正を専門に行っている歯科医師や、日本矯正歯科学会の「認定医」資格を持つ歯科医師が在籍しているかを確認すると良いでしょう。専門的な知識を持つ矯正歯科医なら、精度の高い診断と適切な治療計画が期待できます。
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検査と診断を丁寧に行っているか
信頼できる矯正歯科医は、治療前に時間をかけて検査・診断を行います。具体的には、レントゲン撮影、口腔内写真、歯型の採取、必要に応じてセファロ分析(頭部X線規格写真による分析)などを用いて、科学的根拠に基づいた診断を行います。初診で簡単な視診だけで「すぐに矯正できます」と判断するような場合は注意が必要です。丁寧な診査診断こそ、治療の成功を左右する最も重要なステップです。
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複数の治療方法から適切な選択肢を提示してくれるか
矯正治療には、ワイヤー矯正やマウスピース矯正(インビザラインなど)、部分矯正、外科的矯正など多くの選択肢があります。信頼できる矯正歯科医は、患者さまの症状やライフスタイル、希望を丁寧に聞き取った上で、それぞれの方法のメリット・デメリットを説明し、納得した上で治療方法を選べるよう導いてくれます。一つの治療法を一方的にすすめてくる場合や、詳細な説明がないまま進行する場合は慎重に判断すべきです。
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費用や治療期間について明確に説明しているか
矯正歯科治療は長期間にわたるため、総額で数十万円〜百万円を超えることも珍しくありません。信頼できる医院では、カウンセリングの段階で「初診料」「検査料」「装置代」「調整料」「保定装置費用」など、費用の内訳を明確に提示してくれます。
また、支払い方法(分割払い・デンタルローン等)についても説明があるかを確認しましょう。費用に関する説明が曖昧な場合、後から高額な請求が発生するリスクもあります。
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アフターケア・保定までしっかり対応しているか
矯正治療は装置を外して終わりではなく、歯並びを安定させる「保定期間」も非常に重要です。保定が不十分だと、せっかく整った歯並びも元に戻ってしまう「後戻り」の原因になります。信頼できる矯正歯科医は、治療後の定期的なチェックや保定装置の使用指導など、アフターケアまでしっかり対応してくれます。
長期的な視点で診てもらえる体制が整っているかも、選び方の大切なポイントです。
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一般歯科の治療にも対応しているか
矯正治療中には、虫歯や歯茎の炎症などの一般的な歯科トラブルが起こることもあります。そのため、矯正だけでなく一般歯科にも対応している歯科医院であれば、トラブルが起きた際も一貫して治療が受けられ安心です。矯正中の口腔内管理は非常に重要であり、予防処置や定期的なクリーニングを含め、総合的なサポートが可能な体制が整っているかを確認することも、矯正歯科医の選び方の重要なポイントです。
▼矯正歯科医の選び方に失敗するとどうなる?
矯正歯科医の選び方を間違えると、さまざまなトラブルに発展する可能性があります。以下に代表的なケースをご紹介します。
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噛み合わせや顎関節の不調
歯並びだけが整っていても、噛み合わせに問題が残ってしまうと、顎関節症や咀嚼障害を引き起こすことがあります。正確な診断と綿密な治療計画が立てられていなかった場合、治療後に「噛みにくい」「顎が痛む」といった不調を訴えるケースは少なくありません。
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見た目の不満足・後戻り
ワイヤー矯正やマウスピース矯正で期待していた歯並びが得られず、「こんなはずじゃなかった」と後悔される方もいます。また、保定が不十分で後戻りしてしまうことも。こうした結果は、矯正歯科医の経験不足や管理の甘さによって生じることがあります。
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治療期間の長期化・費用の増加
矯正の進行が遅かったり、計画通りに治療が進まなかったりする場合、予定よりも治療期間が大幅に延びてしまうことがあります。追加の調整料や保定期間の延長に伴う費用が発生し、結果的に高額になるリスクも。
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虫歯や歯周病のリスク増加
矯正中はブラケットやマウスピースの影響で清掃がしづらくなり、虫歯や歯茎の炎症が起こりやすくなります。予防指導が不十分で、歯科衛生士による定期的なクリーニングが行われていない場合は、せっかくの矯正治療が逆効果になることも。
▼まとめ
矯正治療は、見た目の改善だけでなく、噛み合わせやお口全体の健康にも関わる大切な医療行為です。そのため、矯正歯科医の選び方は慎重に行う必要があります。専門性、診断の丁寧さ、治療方針の説明、費用の透明性、アフターケア体制といった観点から信頼できる歯科医を見極めましょう。鹿児島セントラル歯科では、患者さま一人ひとりに合った矯正治療をご提案し、治療後のフォローまでしっかりサポートしています。矯正をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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2025年7月8日 (火)
カテゴリー: 矯正歯科