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「もっと早く知りたかった…」矯正歯科カウンセリングで聞くべき10の質問

2025年7月12日 (土)

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皆さん、こんにちは。鹿児島セントラル歯科です。

「矯正歯科のカウンセリングって、何を質問すれば良いの?」そう悩む患者さまは少なくありません。初診の限られた時間で核心を突けないまま治療を始めてしまうと、「もっと早く聞いておけばよかった…」と後悔する恐れもあります。当院では、矯正治療を成功へ導く第一歩は“質の高いカウンセリング”だと考えています。本コラムでは、矯正歯科 カウンセリングで必ず押さえておきたい10の質問と、カウンセリング自体の流れ・費用の目安を詳しく解説します。これから矯正を検討される方はもちろん、お子さまの歯並びに悩む保護者の方も、ぜひ参考になさってください。

 

▼矯正歯科のカウンセリングで聞くべき10の質問

これから矯正歯科のカウンセリングを受ける方は、少なくとも以下の10の質問は行うようにしましょう。

 

1.私の歯並びの主な問題点は何ですか?

歯列不正には、出っ歯(上顎前突)、受け口(下顎前突)、叢生(歯のデコボコ)、開咬、過蓋咬合など多様なパターンが存在します。それぞれ原因や治療アプローチが異なるため、まずは自身の噛み合わせや顎骨の位置関係、成長バランスなどを診断してもらうことが重要です。虫歯や歯周炎といった基礎疾患がある場合は、矯正前に必ず治療を済ませておく必要があります。

2.目標の噛み合わせと見た目はどこまで改善できますか?

矯正治療は、単に歯を整列させるだけでなく、上下の歯の咬合(噛み合わせ)を機能的かつ審美的に整えることが目的です。たとえば、前歯の突出を改善して口唇閉鎖をスムーズにしたり、奥歯の噛み合わせを安定させて咀嚼効率を向上させたりといった効果が期待されます。治療後の予測模型やシミュレーション画像を活用し、どこまで改善可能かを明確にしておきましょう。

3.ワイヤー矯正とマウスピース矯正、どちらが適していますか?

矯正装置の選択は、歯並びの状態、年齢、顎骨の成長の有無、生活スタイルなど複数の因子によって変わります。ワイヤー矯正は三次元的な歯の移動に優れており、重度の不正咬合にも対応可能です。一方、マウスピース矯正は透明で取り外し可能なため、審美性や衛生管理に優れています。いずれも適応症があるため、医師と相談のうえで適切な選択を行いましょう。

4.治療期間の目安と通院頻度は?

全体矯正は平均して1年半〜3年程度かかるのが一般的です。症状が軽度であれば部分矯正で6か月〜1年程度で済む場合もあります。また、治療中は月に1回程度の通院が必要ですが、マウスピース矯正では2か月に1回程度に抑えられることもあります。矯正は長期にわたる治療であるため、期間と通院スケジュールの明確化は非常に重要です。

5.総費用と支払い方法は?

矯正治療の費用は、装置の種類や治療範囲、通院回数によって異なります。一般的には60万〜100万円程度が相場ですが、部分矯正では20万〜40万円程度に抑えられることもあります。治療費に加え、調整料・保定装置代・再診料などの追加費用が発生するケースもあるため、費用の内訳を事前に確認しましょう。分割払いや医療ローン、デンタルクレジットの対応状況も大切なチェックポイントです。

6.痛みや違和感への対処法は?

歯の移動に伴う痛みは、矯正初期や装置調整後に強く感じやすく、特に食事時や就寝時に不快感が出やすい傾向にあります。痛みは通常、数日以内に軽減しますが、必要に応じて鎮痛薬の処方が可能です。また、口内炎や頬の擦過傷が生じた場合には、保護用ワックスの使用や装置の微調整で対応します。症状に合わせたケア方法を確認しておくと安心です。

7.治療中に虫歯・歯周病になった場合の対応は?

矯正装置の装着中は清掃不良によって虫歯や歯周病が進行しやすいため、予防的ケアと早期発見が不可欠です。矯正歯科と一般歯科が併設された医院であれば、装置を外すことなく適切な治療が受けられるメリットがあります。また、定期的なクリーニングやフッ素塗布などの予防処置も重要な役割を果たします。

8.リテーナー(保定装置)の種類と装着期間は?

矯正治療後に歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」を防ぐため、リテーナー(保定装置)の装着が不可欠です。取り外し式(マウスピース型)や固定式(歯の裏側にワイヤーを接着)など種類があり、症例によって使い分けます。一般的には治療後1〜2年の保定期間が必要で、特に最初の半年は装着時間の厳守が求められます。

9.治療計画の変更が必要になった場合の費用と対応は?

治療中に歯の動きが計画と異なる、虫歯・歯周病の進行、装置の破損などによって、当初の計画の見直しが必要になるケースがあります。こうした変更に伴って再診料や追加装置代が発生する可能性があるため、費用の有無・範囲について事前に確認しておくと、予期せぬ出費を避けられます。

10.緊急時の連絡体制とサポートは?

矯正中にワイヤーが外れた、マウスピースが割れた、強い痛みが生じたといった緊急事態は決して珍しくありません。そうした際に、診療時間外や休日でも連絡・対応できる体制が整っているかは重要です。また、トラブル発生時の応急処置方法(たとえばワックスの使い方)なども事前に教えてもらえると、安心して治療に臨めます。

 

▼矯正歯科のカウンセリングについて

初回カウンセリングは30〜60分が目安です。内容は問診票記入、お口の中の診査を行い、検査結果を基に治療方針を説明します。費用は0〜5,000円程度で、精密検査(CT・セファロなど)は別途3〜5万円が一般的です。カウンセリングは治療契約を強制する場ではありませんので、複数院を比較してご自身に合った矯正歯科を選ぶことをおすすめします。

 

▼まとめ

矯正治療は期間も費用も決して小さくありません。だからこそ、最初の矯正歯科 カウンセリングで「10の質問」を投げかけ、疑問を一つずつ解消しておくことが成功への鍵となります。治療範囲、期間、費用、アフターケアまで具体的な回答を得ることで、患者さま自身が主体的に治療を選択でき、途中で後悔するリスクを減らせます。当院では、患者さまが安心して一歩を踏み出せるよう丁寧な説明と複数の治療オプションをご用意しております。気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

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